今日は夏期書道大學2日目です。
開講式がないので、時間割通りに教室に着くように出かけたのですが、ぎりぎりというか授業が時間割よりも早くスタートしていたので少々焦りました。
午前中は塙雲峰先生が講師の「行書指針」初等篇(1時限目)と臨書篇(2時限目)でした。
『行書指針』も復刻版を出す予定らしいのですが、今回はA3サイズに縮小コピーされたものが配布されました。
1時限目は『行書指針』の初等篇でテキストに掲載されている文字をひたすら書きました。
2時限目は『行書指針』の臨書篇で、年表で歴史の説明があり、そのあと臨書の簡単な説明の後、臨書編のテキストを使って王羲之の集字聖教序を書きました。
塙先生の授業は最後にくじ引きで先生の作品をいただけるのが恒例になっているのですが、今回も数点の作品が当たった生徒さんがいました。僕の知人も当てました。
新しく買った羊毛の筆は柔らかくて行書を書くのにはとても都合良いようです。穂先の動きが楽しいです。
お昼休みには昨日同様食堂で食事をすませて、持参した普段使っている筆では行書は書きづらい感じがしたので、期間内だけの売店で書海社で扱っている羊毛の筆を買ってみました。
で、筆を水道で筆をおろして戻ってきたら、先生方がいらっしゃる付近がざわざわした感じで、何事かと思ったのですが、知人に聞いたところ、生徒さんが芳翠先生の肉筆の作品を持参して披露したということでした。残念ながら見逃してしまいました。
午後は石川史流先生が講師の「行書指針」応用篇(3時限目)と作品篇(4時限目)でした。
3時限目は『行書指針』の応用篇をテキストに、ひたすら書きました。おろしたばかりの筆は柔らかくて、行書を書くのにはとてもいいように思いました。穂先の動きが楽しくて、集中して書きました。
4時限目は作品篇ということでしたが、必ずしも半切に書かなくてもいいとのことだったので、そのまま半紙に書きました。集中して書いていたのが良かったのか、石川先生に「上手いね」と言っていただきました。集中しすぎて、墨を硯に倒してしまって、服を墨で汚してしまいましたけど。
修了式で先生方からのご挨拶があって、書道大学は終わりました。
ゆっくり後片付けをして、知人と最寄り駅まで歩いて帰りました。
途中で妻の実家に立ち寄り、預かってもらっていた娘を引き取って、妻と合流して帰りました。