プライベートなこと二回目

昨晩から引き続きカリグラフィの清書をしたのですが、試し書きの時とはなぜか勝手が違いガッシュの流れが悪く、当初の予定よりも大幅に遅れて明け方近くになってようやく書き上げました。

それから平行して進行して少し前に終わっていた映像のテロップに使う手書きOpenTypeフォントを作る作業に入りました。すでに1月の時に作ってあるもののバージョンアップなのですが、追加で収録する文字があるのでこれらを大急ぎで追加して、ビルドしたばかりのフォントを使ってテロップのフォントを更新しました。

ムービーの書き出しとDVDへの書き込みをしている間に出かける準備をして、どうにかぎりぎり間に合うよう時間に焼き上がりました。

今回も当日納品のものがあるので忘れ物をしないように確認をして、会場に向かいました。今日は少し風が強いもののきれいに晴れてくれたので良かったです。

会場へ到着して、担当の方にウェルカムボードとプロフィール紹介用のDVDを渡してから準備に入りました。今回は会場が違うものの2回目ということで、前回よりはリラックスして開始の時間を迎えることができました。

新婦の母からのご挨拶で披露宴が始まりました。

書道の先生と先輩、アドビ時代にお世話になった方々や文字(日本語フォント)関連でお世話になった方、カリグラフィー関連でお世話になった方々、そして高校時代の友人をご招待したのですが、余興を何も予定していないので披露宴の間、シーンとしてしまったらどうしようと少し心配していました。しかし、披露宴が始まってみるとお食事とお近くの席の方との会話を楽しんでいただいているようで、選択が間違っていなかったのかなと思いました。

今回は、前回と違い和装→(中座)→洋装ということにしたのですが、ある意味これが余興になったようで、特に新婦側のゲスト(中学・高校時代からの友人、大学馬術部時代からの友人)には普段の格好とのギャップが好評だったようです。また中座中に流したプロフィールDVDもまぁまぁ楽しんでいただけたのかなぁと思います。

各テーブルをまわってご挨拶をしながら記念撮影をしたのですが、お話をする時間がほとんどなかったのが心残りといえば心残りですけれど。今まで色々な方にお世話になっていながらもあまり筆まめではないので、ご無沙汰していた方とかもいらっしゃったのですが、楽しんでいただけたようで良かったです。

最後に祝電とカナダ在住の新婦の親友からのメッセージの紹介がありました。これは内容は秘密ということで当日会場でメッセージを始めて聞いたのですが、彼女の家族(生まれたばかりの双子の赤ちゃん)を訪ねてバンクーバーまで出かけた時のことをユーモアを混ぜつつ優しい文章にまとめていて、もうここら辺で限界ぎりぎりで、こぼれそうな涙をどうにか我慢している状態でした。

そのあと、父からの挨拶だったのですが既に感極まってしまっていました。あとで理由を聞いたら各テーブルをまわってゲストの方とした会話のなかにいろいろ感動するものがあったそうで、それがいくつも重なって…ということだったそうです。

次は新婦の挨拶でしたが先ほどのカナダ在住の親友からのメッセージは当人たちには秘密という時点で何かあるとある程度予想していたようで、対照的に笑顔での挨拶になりました。

そして最後の挨拶になったのですが、メッセージを聞いた段階でぎりぎりだったので持ちこたえられませんでした。いままでいろんな方のお世話になったり、良くしていただいたりして、普段から感謝しているつもりではいたのですが、今回の披露宴を通して本当に素敵な人たちと出会うことができてよかったとあらためて実感しました。

挨拶の中で今回のウェルカムボードに引用したキケロ(Cicero)の言葉の説明をしたのですが、とぎれとぎれになってしまい分かりづらかったかと思うので、あらためてここにご紹介したいと思います。

ウェルカムボード(Amicitiae nostrae memoriam spero sempiternam fore)

Amicitiae nostrae memoriam spero sempiternam fore.

英語では、「I hope that the memory of our friendship will be everlasting.」
日本語にすると「私たちの友情の記憶が永続的になることを望む」

になるそうです。

「ようこそ」のような文章よりも自分たちの思いを少しでも伝えられる言葉がないものかと探していたのですが、カリグラフィとしてまとめるにはぎりぎりの1週間ほど前にこの文章にたどり着くことができました。

今回の披露宴をすることにした理由にもぴったりだし、最後の挨拶でかっこ良くそのことを説明して笑顔で退場、ということをイメージしていたのですが、会場の皆さんが醸し出してくれた雰囲気、そして最後のカナダからのメッセージが素敵すぎて、あふれてくる涙を抑えることができませんでした。

今まで、ことあるごとに気にかけていただいていた方や心配してくれていた方にきちんとご報告する機会をこんなに素敵な形でもつことができて本当に良かったです。

今後ともこれまでと変わらないおつきあいをどうぞよろしくお願い致します。

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